新田と地価が近い駅を集めて比べたら、一番安い新田だけ洪水深が深かった。安い土地に地形のリスクが乗っている、という逆転がデータに出た。

駅名地価(万円/㎡・坪単価)洪水リスク洪水深(m)液状化傾向(地形)新宿まで
新田16万円/㎡(1坪約53万円・4地点)1.75mやや液状化しやすい(後背湿地)62分
八王子19万円/㎡(1坪約63万円・7地点)なし0m液状化しにくい(ローム台地)48分
20万円/㎡(1坪約66万円・5地点)なし0m液状化しにくい(ローム台地)54分
海老名22万円/㎡(1坪約73万円・1地点)1.75mやや液状化しやすい(後背湿地)52分
松戸22万円/㎡(1坪約73万円・6地点)なし0mやや液状化しやすい(砂州・砂礫州)46分

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 地価公示(2024年)・国土交通省 ハザードマップポータル

📖 各データの見方

  • 地価:駅周辺の住宅地の公示地価を平均した値です(万円/㎡)。家賃や建物代は含まない、土地だけの値段です。
  • 洪水リスク:想定最大規模降雨時の浸水深(メートル)。3m超は2階以上の浸水を想定します。
  • 液状化:微地形区分に基づく液状化の起きやすさの参考評価です(埋立地・後背湿地などで高くなります)。
  • 通勤時間:新宿まで乗車+乗換の時間です(NAVITIME・家から駅までの徒歩は含みません)。同じ地価帯でも通勤時間で生活コストの傾きが変わります。

新田の地価とハザードリスク

新田は16万円/㎡。1坪換算で約53万円。

5駅で一番安い。だが洪水深1.75m・後背湿地。

新宿まで62分で、これも一番遠い。

安さの裏に、地形と距離が乗っている。

平均に使った標準地は4地点。代表性はそこそこある。

八王子・柏の地価とローム台地

八王子は19万円/㎡(1坪約63万円・7地点)。

柏は20万円/㎡(1坪約66万円・5地点)。

どちらも洪水深0m。地形はローム台地。

新田より3〜4万円高いだけ。差額で乾いた地盤が買える。

八王子は新宿48分、柏は54分。新田より速い。

海老名の洪水深

海老名は22万円/㎡。1坪換算で約73万円。

5駅で一番高い。だが洪水深1.75m・後背湿地。

地価が高い土地が安全とは言えない。

標準地は1地点だけ。誤差は大きい。目安として見る。

松戸の地価と液状化

松戸は22万円/㎡(1坪約73万円・6地点)。

洪水深0m。新宿まで46分で5駅最速。

地形は砂州・砂礫州で、やや液状化しやすい。

洪水は無いが、揺れには弱い面が残る。

地価とハザードを並べて見えたこと

新田16万円と海老名22万円。地価は6万円違う。

だが洪水深はどちらも1.75m。値段では水を防げない。

一方で八王子・柏・松戸は洪水0m。価格帯は近い。

八王子19万・柏20万・松戸22万でも、足元の地形は別物だ。

まとめ

新田16万も海老名22万も洪水1.75m。金で水は防げない計算だ。俺なら洪水0mの八王子一択。

📋 データについて

  • 地価:国土交通省 地価公示(令和6年)/不動産情報ライブラリ。住宅地の地価公示の平均値(駅前の商業地は比較から除外)。
  • 洪水深:国土交通省 ハザードマップポータルサイト/重ねるハザードマップ(想定最大規模降雨)。実際の浸水は降雨条件により異なります。
  • 液状化・地形分類:国土交通省 不動産情報ライブラリ(微地形区分)。
  • 通勤時間:NAVITIME 経路検索(乗車+乗換・家から駅までの徒歩は含まない参考値)。

各データは公的機関の一次データをもとにした参考値です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。